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職場体験を終えて ~おうみ福祉会きみいろ~

おうみ福祉会きみいろに職場体験に行ってきました!

10月におうみ福祉会さんのご協力のもと、職場体験をさせていただきました。

事前研修で、統括施設長である野村さんから「おうみ作業所」と「きみいろ」の歴史、理念、仕事内容や「仲間」の皆さんとの関わり等の話を聞きしました。

そのお話の中で、おうみ福祉会では、施設の利用者さんを「仲間」と呼んでいるということがとても印象的でした。施設見学の際にも、アットホームな雰囲気を感じながら、職場体験への期待感を募らせていました。

●事前研修を終え、実際に職場体験へ

今回は主に「せんべいづくり」をやらせていただきました。

【写真:せんべいの袋詰めに挑戦している様子】

「見ているとやってみるじゃ全然違う」

こどもたちが口をそろえて言っていた言葉です。

「仲間」の皆さんがすらすらせんべいの生地を作り、焼いて、袋詰めしていくので一見、簡単に見えるのですが、せんべいを割ったり、袋づめがなかなかうまくいかなかったりと実際体験させてもらうと難しい…。職員さんに教えてもらったり、「仲間」のマネをしながら徐々にできるようにはなりますが、なかなか完璧にできず、むず痒い気持ちと「仲間」の皆さんのすごさを感じた様子でした。

 

●みんなが働きやすい配慮・関係性

職場体験をする中で感じるのは、みんなが働きやすい声掛けや仕組みが「おうみ作業所」や「きみいろ」にはありました。

【しるしに合わせてシールを貼るっている】

これは、せんべいのラベルを貼るシーンですが、実はこの机には、ラベルの形に合わせたしるしがつけられています。

このしるしにより、みんながきれいに貼ることができるように配慮がされています。

「仲間」もそれぞれ得意・不得意がある中、このような配慮があることで、全員が気持ちよく働くことができているのだと感じました。

子どもたちもこのしるしに合わせながらラベル貼りに挑戦!細かな作業が苦手な子も、これがあることですらすらラベルを貼ることができていました。

 

【仲間の皆さんとの交流】

そのほかにも、仲間の個性に合わせた仕事内容やスタッフの声掛けや関わり方があり、みんなが楽しい雰囲気で仕事をしている姿がありました。

せんべい作りをしながらも、ちょっとした冗談を言ったり、苦手なところをみんなで支えたり、昼休みにはみんなでサッカーをしたりと、子どもたちも職場体験でありつつも、とても楽しくせんべい作りをしたり、職員さんや「仲間」の皆さんと関わらせていただきました。

●職業体験を終えて

今回、職場体験を終えて子どもたちは、「せんべい作り」という業務の難しさを感じる一方で、「仕事」を通してのおうみ福祉会の職員さんや「仲間」の皆さんとの関わりを垣間見させてもらいました。その中で、人間模様や仕事との向き合い方等も感じ取っていたように思います。‘働くとは何か‘ということもこの職場体験を通じて子どもたちは考えるきっかけになったように思います。

 

最後になりましたが、今回の職場体験の受け入れをして下さったおうみ福祉会の皆様、誠にありがとうございました。

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