お世話になっております。スタッフの岩木です。

 

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7月の振り返りをしていきたいと思います。

 

フリースクールで新しく取り組み始めた、シンターン（職業体験）を1人の子がやり遂げました！

およそ、1ヶ月の期間、料理の好きな子どもが楽らくキッチンカーさんの下で職業体験をし、お仕事体験から一緒に商品開発までさせていただきました。

レモネードを作るとのことで、レシピ・作り方について真剣に向き合い、スパイスとかどうしよう、どういう味が美味しいんだろうと悩む姿もみられつつも、そこには楽らくキッチンカーさんへの尊敬もあるように感じました。

迷いながらも、フリースクールのみんなに味見してもらって、最終的に一つの形に仕上げて、販売までさせていただきました。

また、お仕事体験で得た知見などもあり、フリースクールで料理をするときにも、こうしたら美味しくなるって教えてもらってん！と言って、今回の経験が、自信になり、良い形になったのかなと思います。

楽らくキッチンカーさん、シンターンの受け入れをいただき、大変ありがとうございました。体験させていただいた子どもも喜んでいました。

今後も、Sinceとして、子どものためにシンターンを進めていき、子どもたちが、社会について学べるきっかけになるよう活動していきたいです。

 

また、7月21日（日）には、安土町で開催されたマルシェに出店させていただきました。

フリースクールの子どもたちが店の内容を考え、今回は水がテーマだということで、流しボール、おもちゃ釣り、布染めなどのお店を出させていただきました。

流しボールでは、子どもが木材を加工して流し台を作ったり、小さい子でも楽しめるようにボールを選んだりと試行錯誤しながら準備を行っていました。その結果、当日に長蛇の列ができ、多くの方に楽しんでいただけました。出店を企画した子が「俺の店大繁盛やったで」とやりがいを感じたようです。とてもいい顔をしていました。

 

おもちゃ釣りでは、プールの中に、磁石をつけたおもちゃを浮かべ、それを釣り糸で取るというものを考え、こちらも試行錯誤を迎えながら当日を迎えました。最初、準備しているものをフリースクール拠点に忘れてしまい、焦る場面もありましたが、その後は店に列ができ良い感じでした。

布染めでは、ハンカチに絵の具で色を塗り、自分の作品を作ってもらうという内容で、他2つのお店とは少し系統が違い、まさに体験を売るような形でした。当日も、多くの方に体験いただき、一緒に色を選んだり、会話したりしながら取り組み姿がみられました。

どのチームも、接客から何から何まで子どもたちで完成させ、スタッフも自然とみんなに任せて大丈夫やなと安心していました。

それぞれ色々な背景がありつつも、今回の姿をみれて、言葉が出ないけど胸にこみあげるものがたくさんありました。

みんなの自信につながって、将来の何かしらの一歩に繋がっていたらいいなと心から思います。

 

他にも、イベントで日本舞踊の披露会にご参加させていただきました。

月に1回、地域の講師の方々にお越しいただき、練習をして振り付けを確認したり、一緒に交流することで仲を育ませていただいたりと、日本舞踊以外にも色んな経験をさせていただきました。

舞台に出るまでは緊張しつつも、発表が始まると非常に温かい空間で子どもたちも朗らかな表情で踊ることができました。

着物を着て、本格的に踊る姿は、今まで見たことない一面を見ている気分で、とても嬉しかったです。

数ヶ月間、お世話になりました。芙蓉の会さん、大変ありがとうございました。

 

7月の振り返りは以上です。

最後まで、お読みいただきありがとうございました！